抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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知的設計支援システムの研究において,設計業務の生産性を向上できるとともに,製造企業の設計知識現場の効果的な管理に役立ち,またエキスパートと新設計者の間での設計技術移転問題を解決するのに有用な解決法を提示することが望まれている。しかしここ数年,製造面での製品設計・開発に関する考慮すべき事項が非常に増えている。設計業務の知的生産性を如何に向上させるかが,企業にとって差し迫った必要性をおびている。このことは,製図のような幾何設計情報や,設計者にとって考慮すべきより重要な事項に関することだけでなく,既存の設計業績・知識を処理することである。しかし。多くの汎用CADシステムは,製図のような成果を支援するのに優れているが,設計活動の特徴にあまり配慮されていないし,設計知識の処理および支援に効果的でない。従って,知識ベース設計支援システムへの関心がかなり増えてきている。オブジェクト指向方法論および属性指向モデリングパラダイムに基づき,設計オブジェクトモデルおよび設計問題表現のためのDesign Space(設計空間)としてAssembly Structure(組立構造)を提案した。本論文は,知的設計支援システム構築用の機械要素設計に関する知識表現およびオブジェクトモデリングの検討に重点を置いた。著者らは,また本提案法の有効性を適用例により検証もした。(翻訳著者抄録)