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J-GLOBAL ID:200902266029419339   整理番号:08A1107841

RNAなしのRNアーゼP:ヒトミトコンドリアtRNAプロセシング酵素の同定および機能的再構成

RNase P without RNA: Identification and Functional Reconstitution of the Human Mitochondrial tRNA Processing Enzyme
著者 (6件):
資料名:
巻: 135  号:ページ: 462-474  発行年: 2008年10月31日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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tRNAは未熟な前駆体として合成され,機能的成熟までの過程において,その5′末端の余分なヌクレオチドはRNアーゼPと呼ばれるエンドヌクレアーゼによって除去される。現在特徴付けられているすべてのRNアーゼP酵素は,1つのRNAと1つ以上の蛋白質で構成されており,tRNA 5′末端の成熟は普遍的なリボザイム触媒過程と考えられる。精製/プロテオミクス併用アプローチを用いて,ヒトミトコンドリアRNアーゼPの成分を同定し,3つの組換え蛋白質からの酵素活性を再構成した。したがって,ヒトミトコンドリアRNアーゼPが触媒作用においてtrans作用RNA成分を必要としない蛋白質酵素であることを示す。さらに,ミトコンドリア酵素はtRNAメチルトランスフェラーゼ,短鎖脱水素酵素/還元酵素ファミリーメンバー,およびこれまでは機能的起源および進化的起源が知られていなかった蛋白質で構成される予想外の種類であり,酵素のメタロヌクレアーゼ成分に相当すると思われる寄せ集めの酵素であることわかる。明らかに,動物ミトコンドリアは,先在する成分からのRNアーゼPの再構成に後に,外見的には偏在性のRNAワールドのレムナントを失った。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞構成体の機能  ,  生物学的機能 

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