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J-GLOBAL ID：200902266064502575   整理番号：08A1016998

4気筒ガソリンエンジンの低燃費化を目指した気筒休止システムの検討

An Examination of a Cylinder Pause System for Fuel Economy Utilizing the 4-Cylinder Gasoline Engine

著者 (3件)： 鈴木宏和 (愛知工科大学自動車短大) ,  斎藤健 (愛知工科大学自動車短大) ,  山路康貴 (あいち造形デザイン専門学校)
資料名： 日本産業技術教育学会誌  (Journal of the Japan Society of Technology Education)
巻： 50  号： 2  ページ： 95-103  発行年： 2008年09月30日 
JST資料番号： L4304A  ISSN： 0286-5580  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 内燃機関の低燃費化が進められる中で,可変シリンダシステムが注目を浴びている。本研究は,インジェクタの停止のみで気筒休止を行ったときの燃料消費量を測定し,休止気筒の位置や数を変化させたとき,また休止気筒を可変したときのデータを収集し,燃費低減効果の相違の比較を行った。そして,これらのデータを今後の自動車整備士教育に活用するものである。方法として,ECUのインジェクタ制御回路に対して直列にトランジスタを挿入した。そのトランジスタをマイクロコンピュータによりコントロールすることにより,ECUの制御とは別にインジェクタをON/OFF制御し,気筒休止とした。燃料消費量の測定は,OBD II規格の故障診断器のエンハンスメントモードを使用してインジェクタの噴射時間,回転数を一定時間収集し,これらのデータをもとに算出した。これにより,インジェクタを停止させるのみで,6~22%の燃費低減効果があること,また休止気筒を可変した場合は燃費低減効果が減少することが確認できた。(著者抄録)

シソーラス用語： *ガソリン機関 ,  燃料消費率 ,  *サーボ制御 ,  燃料噴射装置 ,  ガソリン噴射 ,  計算制御 ,  マイクロコンピュータ ,  シリンダ ,  減少
準シソーラス用語： エンジン制御 ,  低減

分類 (1件)： 火花点火機関  (PB02020C)

引用文献 (4件)：

• 野口勝三. V6i-VTEC可変シリンダシステムエンジンの開発. HONDA R&D Technical Review. 2004, 16, 1, 85-92
• http://americanhistory.si.edu/ONTHEMOVE/collection/object_216.html
• http://www.honda.co.jp/environment/e_news2/060523.html
• 気筒休止直4エンジン開発. 日刊自動車新聞. 2005, 1.5

タイトルに関連する用語 (5件)： 4気筒 ,  ガソリンエンジン ,  低燃費 ,  気筒 ,  休止