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J-GLOBAL ID:200902266205155807   整理番号:08A0484029

多製品リグノセルロース生物精製所経由の炭水化物経済の再生

Reviving the carbohydrate economy via multi-product lignocellulose biorefineries
著者 (1件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 367-375  発行年: 2008年05月 
JST資料番号: E0005C  ISSN: 1367-5435  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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産業革命以前の世界経済は,その大部分が生物系炭素を基盤として成り立っていたが,今日の経済は,化石燃料などの死亡炭素に依存して成り立っている。バイオマスは,唯一持続可能な生物資源であり,それらは,輸送用燃料とともに再生可能物質を提供することができる。比較的安価で量的にも豊富なリグノセルロースからのエタノール生産は,加工コストが高いこと,莫大な資金の投資が必要なこと,原料価格と製品価格との差が小さいことなど3つの障害物に直面している。リグノセルロースの分画技術および分画された酢酸,リグニン,ヘミセルロースの効果的な利用法の確立は,儲かるリグノセルロース生物精製所の実現に有益と思われる。これら副産物を製品化すると,その工場における原料価格と製品価格との差であるマージンは6.2倍となることが予測される。これら副産物の販売価格は,エタノール価格の2倍以上が期待できる。また,リグノセルロースの分画を通して各成分が多量に分離されるようになると,リグニンやヘミセルロースの応用面での開発が活発化し,リグニンやヘミセルロースからの誘導品の新しいマーケットが形成される。リグノセルロース資源は,液体バイオ燃料と短期間の内燃機関の開発を通して輸送燃料の30%を代替することができ,長期間では糖類-水素-燃料セルシステムの開発によって100%の輸送燃料を賄うことができる。
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分類 (1件):
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生物燃料及び廃棄物燃料 
物質索引 (1件):
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