文献

J-GLOBAL ID：200902266293328252   整理番号：09A0603897

2008年5月12日の中国,Wenchuan地震時における建築構造物の性能に対する現地調査

Field investigation on the performance of building structures during the 12 May 2008 Wenchuan earthquake in China

著者 (3件)： ZHAO Bin (ELSA Unit, Joint Res. Centre, European Commission, 21027 Ispra (VA), ITA) ,  TAUCER Fabio (ELSA Unit, Joint Res. Centre, European Commission, 21027 Ispra (VA), ITA) ,  ROSSETTO Tiziana (Dep. of Civil and Environmental Engineering, Univ. Coll. London, WC1E6BT London, GBR)
資料名： Engineering Structures  (Engineering Structures)
巻： 31  号： 8  ページ： 1707-1723  発行年： 2009年08月 
JST資料番号： C0709B  ISSN： 0141-0296  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2008年5月12日,中国南西部の四川省を破滅的な地震が襲い,死者9,227名,負傷者374,643人,被災後5個月の行方不明者は17,923名に達した。震源地はWenchuan県で,約300kmの断層破壊は東北方方向のBeichuan県からQuingchuan県に達し,断層を挟む多くの町に多大な損害を引き起した。そのearthquake damage intenity(地震損傷度指標)はIXに達した。本論では,(英国の構造技術者団体の)地震工学現地調査チームとヨーロッパ委員会の構造共同調査センターが行った震災後の現地調査結果について述べ,最大の被害を受けた3都市:Wenchuan県のYingxiu町,Beichuan県のBeichuan町,Shifang市のHangwang町における被害状況を示した。本論では特に鉄筋コンクリート骨組構造,鉄筋コンクリート拘束組積構造,非補強・非拘束組積構造,工場建築,地方固有の建築や歴史的建造物などに着目し,被災前後における建物の性能について検討した。本論で示した情報と勧告は,同様の地震リスクを持つ地域に対する工学上の適用に役立つはずである。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *中国西南部 ,  *大地震 ,  *現地調査 ,  耐震性 ,  地震断層
準シソーラス用語： *2008年Wenchuan地震

分類 (3件)： 自然災害  (RA02030M) ,  建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 中国 ,  Wenchuan地震 ,  建築構造物 ,  現地調査