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J-GLOBAL ID：200902266346696674   整理番号：09A0546639

ヒト歯根膜幹細胞の免疫調節性質

Immunomodulatory properties of human periodontal ligament stem cells

著者 (5件)： WADA Naohisa (Univ. Adelaide, South Australia, AUS) ,  MENICANIN Danijela (Univ. Adelaide, South Australia, AUS) ,  SHI Songtao (Univ. Southern California, CA, USA) ,  BARTOLD P. Mark (Univ. Adelaide, South Australia, AUS) ,  GRONTHOS Stan (Univ. Adelaide, South Australia, AUS)
資料名： Journal of Cellular Physiology  (Journal of Cellular Physiology)
巻： 219  号： 3  ページ： 667-676  発行年： 2009年06月 
JST資料番号： E0042B  ISSN： 0021-9541  CODEN： JCLLA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 歯周炎は歯根組織を損傷する主要な歯牙感染症の1つである。この研究において,ヒト歯根膜幹細胞(PDLSC)の免疫調節性質を試験し,歯根組織治療応用のための潜在的同種幹細胞ソースとしてこの細胞集団の適合性を評価した。ex vivo増殖ヒトPDLSCを活性化末梢血単球(PBMNC)と共培養した。その結果,PDLSCは活性化PBMNCにより合成されるインターフェロンγに部分的に依存する可溶性因子を介して活性化PBMNCの増殖を抑制することを示した。PDLSCのこの特性は骨髄間質幹細胞,歯髄幹細胞及び歯肉線維芽細胞のような他の間質細胞集団により示される免疫調節性質に類似するることを認めた。これらの結果から,歯周炎の細胞工学応用による治療の研究に洞察を提供した。

シソーラス用語： *歯周炎 ,  ヒト ,  *歯根膜 ,  *幹細胞 ,  薬理作用 ,  単球 ,  細胞培養 ,  インターフェロンγ ,  増殖阻害 ,  線維芽細胞 ,  間質細胞 ,  *再生医療 ,  生体組織工学 ,  骨髄幹細胞 ,  *歯根膜幹細胞 ,  歯髄幹細胞 ,  歯肉線維芽細胞 ,  免疫調節作用 ,  末梢血単核球
準シソーラス用語： 末梢血単球細胞

分類 (2件)： 歯の基礎医学  (GT01020O) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (4件)： ヒト ,  歯根膜幹細胞 ,  免疫調節 ,  性質