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J-GLOBAL ID:200902266366299892   整理番号:08A1112490

東および東南アジアにおけるトビイロウンカ(Nilaparvata lugens)とセジロウンカ(Sogatella furcifera)でのイミダクロプリドとフィプロニルに対する種特異的殺虫剤耐性

Species-specific insecticide resistance to imidacloprid and fipronil in the rice planthoppers Nilaparvata lugens and Sogatella furcifera in East and South-east Asia
著者 (7件):
資料名:
巻: 64  号: 11  ページ: 1115-1121  発行年: 2008年11月 
JST資料番号: C0146B  ISSN: 1526-498X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アジアのイネ生産において重要害虫であるトビイロウンカ(Nilaparvata lugens)(BPH)とセジロウンカ(Sogatella furcifera)(WBPH)の防除において,ネオニコチノイドやフェニルピラゾール殺虫剤は1990年代半ばから使用されてきた。そして,ネオニコチノイドに耐性を示すBPHが2003年にタイ国で初めて発見され,その後各地に出現した。日本でもBPH,およびWBPHに耐性が認められている。しかし,現状においてBPH,およびWBPHのネオニコチノイドやフェニルピラゾール殺虫剤に対するLD50値についての報告例は少ない。本稿では,東および東南アジアにおけるトビイロウンカとセジロウンカでのイミダクロプリドとフィプロニルに対する種特異的殺虫剤耐性について報告した。2006年に東アジアとベトナムで採取されたBPH個体群のイミダクロプリド剤に対する局所LD50は4.3-24.2μg/gであり,フィリピンで採取されたものよりも有意に高かった。BPH個体群はイミダクロプリド剤とチアメトキサムで正の交差耐性を示した。日本,タイ国,中国,ベトナム,およびフィリピン産WBPHのほぼすべての個体群は,フィリピンと中国産の数種の個体群を除き,フィプロニルに対して極めて大きいLD50値を示した。
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分類 (3件):
分類
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害虫に対する農薬  ,  昆虫・ダニによる植物被害  ,  化学的防除 
物質索引 (4件):
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