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J-GLOBAL ID：200902266401726707   整理番号：09A0535381

教育の改善とIE

著者 (1件)： 椎原正次 (大阪工大 情報科学)
資料名： 日本情報経営学会誌  (Journal of Information and Management)
巻： 29  号： 4  ページ： 40-48  発行年： 2009年05月18日 
JST資料番号： Y0017A  ISSN： 1882-2614  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 授業アンケートの役割は,実施された授業が受講生に受け入れられた度合いを示す適応度であるが,同じ授業をしても,受講生の性質や環境が異なればアンケートの結果も変わると考えられる。そこで,本稿では,授業時間内における教授行動の種類とその時間配分に着目し,IEで使われる連続稼動分析(作業者・機械設備の稼働率,稼動内容の時間構成比率を求める方法)を導入し,授業のテェックシートを作成し,記録・分析する方法を提案した。さらに,提案手法を試行し,その結果を,測定方法の客観性,授業方法による授業のクラスター分析,授業要素(黒板,演習,プロジェクタ,口頭)と適応度との相関,段取り回数の影響,等について考察し,本手法の成果と今後の課題にも言及した。

シソーラス用語： *学校教育 ,  大学 ,  カリキュラム ,  能力開発 ,  *インダストリアルエンジニアリング ,  作業分析 ,  チェックリスト ,  標準時間 ,  レイティング ,  アンケート ,  相関係数
準シソーラス用語： ファカルティ・ディベロップメント ,  *教育方法 ,  授業設計 ,  *授業評価 ,  相関分析

分類 (2件)： 科学技術教育  (AA04000C) ,  作業研究  (KB03040A)

引用文献 (10件)：

• 宇佐見寛著 (2005) 『大学の授業』東信堂.
• 宇田光著 (2005) 『大学講義の改革』北大路書房.
• 香取草之助監訳 (1995) 『授業をどうする! 』東海大学出版会.
• 木野茂著 (2005) 『大学授業改善の手引き--双方向型授業への誘い--』ナカニシヤ出版.
• 佐藤修 (2004)「大規模講義支援システムの教育効果についての実証研究」『オフィス・オートメーション学会誌』Vol.25, No.2, pp. 59-64.

タイトルに関連する用語 (2件)： 教育 ,  IE