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J-GLOBAL ID:200902266491015111   整理番号:09A0200736

石炭由来の燃料ガス中の塩化水素及び硫化水素,アンモニアのホットガス・クリーンアップに関する日本における最近の進歩

Recent progress in Japan on hot gas cleanup of hydrogen chloride, hydrogen sulfide and ammonia in coal-derived fuel gas
著者 (4件):
資料名:
巻: 190  号:ページ: 340-347  発行年: 2009年03月25日 
JST資料番号: B0730A  ISSN: 0032-5910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本レビュー論文では,石炭ベースの複合サイクル発電技術用粗燃料ガス中のHCl及びH<sub>2</sub>S,NH<sub>3</sub>のホットガス・クリーンアップに関する日本における最近の進歩に焦点を当てた。Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>ゾルとNa<sub>2</sub>CO<sub>3</sub>の混合によって調整したNaAlO<sub>2</sub>が空気吹きガス化ガス中のHClを400°Cで初期濃度200ppmから<1ppmまで低減でき,それが200ppmのH<sub>2</sub>Sに耐えられることを示した。H<sub>2</sub>S除去に関して,模擬燃料ガス中のZnFe<sub>2</sub>O<sub>4</sub>収着剤の安定性と耐久性に関する研究は金属亜鉛の蒸発及びCOからの炭素生成の両方を抑制する観点から最適運転温度の存在を示した。450°C,1Mpaで1000ppmのH<sub>2</sub>Sを<1ppmまで低減できる高性能TiO<sub>2</sub>担持ZnFe<sub>2</sub>O<sub>4</sub>がSiO<sub>2</sub>ゾルとZn及びFe硝酸塩水溶液との混合物を使用する均一沈殿法,それに続くTiO<sub>2</sub>との混合によって開発された。この収着剤は再生可能で耐久性があるが,収着能はO<sub>2</sub>吹きガス化装置からの合成ガスリッチ燃料において改善される必要がある。対応する硝酸塩溶液に褐炭を含浸させることによって炭素担持ZnFe<sub>2</sub>O<sub>4</sub>及びCaFe<sub>2</sub>O<sub>4</sub>を調製する新規方法が提案され,約450°Cで4000ppmのH<sub>2</sub>S除去においてほぼ100%の大きな脱硫能を示した。著者等は,α-FeOOHリッチなオーストラリア産褐鉄鉱が750°Cで25vol.% H<sub>2</sub>/50vol.% COの合成ガスリッチなガス中の2000ppm NH<sub>3</sub>分解用触媒材料として実用上実現可能であることを示した。その理由は,そのガスに添加した少量のH<sub>2</sub>O及びCO<sub>2</sub>がCOからの炭素堆積を阻止するために効率的に作用するからである。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ガス化,ガス化プラント  ,  気体燃料の精製 

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