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J-GLOBAL ID：200902266599291654   整理番号：09A0005723

細菌および古細菌のゲノミクス 原核生物の世界の新たな動的考察

Genomics of bacteria and archaea: the emerging dynamic view of the prokaryotic world

著者 (2件)： KOONIN Eugene V. (National Inst. of Health, MD, USA) ,  WOLF Yuri I. (National Inst. of Health, MD, USA)
資料名： Nucleic Acids Research  (Nucleic Acids Research)
巻： 36  号： 21  ページ： 6688-6719  発行年： 2008年 
JST資料番号： D0242C  ISSN： 0305-1048  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1995年に最初の細菌ゲノムの配列決定がなされ,1996年に最初の古細菌ゲノムの配列決定がなされた。配列決定された数百の細菌ゲノムおよび数十の古細菌ゲノムの比較は,ゲノム構造および進化の原理の一般化に導いた。配列決定されたゲノムおよび進化再構成の機能的特性化を行わせる重要な知見は,大部分の古細菌および細菌は他の生物,しばしば遠く離れた生物に保存されたオーソロガス遺伝子を持つということであった。しかし,ゲノム収縮を生ずる遺伝形質の損失とともに,水平遺伝子移動(HGT)が原核生物進化の支配的な力であることを比較ゲノミクスが示した。原核生物の世界の主要成分はウイルス,プラスミドおよび他の利己的要素の膨大な集合であり,これらは安定な染色体と一定の交換をしておりHGTビヒクルとして役立っている。したがって,原核生物のゲノムは画分化されているが密接に結合されており,進化の’生命の樹’モデルを否定し原核生物進化研究に対し新しい概念上の枠組みおよびツールを必要とする新しい観念である。

シソーラス用語： *細菌 ,  *古細菌 ,  *遺伝学 ,  *原核生物 ,  ゲノム ,  生物進化 ,  遺伝子 ,  分子遺伝現象 ,  ウイルス ,  プラスミド ,  染色体
準シソーラス用語： オーソロガス遺伝子 ,  *ゲノミクス ,  進化【生物】 ,  水平遺伝子移動

分類 (2件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  微生物学(ウイルス以外)一般  (EG03010C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 細菌 ,  古細菌 ,  ゲノミクス ,  原核生物 ,  世界