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J-GLOBAL ID：200902266737006559   整理番号：08A0500525

関節形成摩擦表面上のヒト血清アルブミン内の変化

Changes in human serum albumin on arthroplasty frictional surfaces

著者 (2件)： MISHINA H. (Dep. of Artificial System Sci., Graduate School of Engineering, Chiba Univ., 1-33 Yayoi-cho, Inage-ku, Chiba ...) ,  KOJIMA M. (Dep. of Artificial System Sci., Graduate School of Engineering, Chiba Univ., 1-33 Yayoi-cho, Inage-ku, Chiba ...)
資料名： Wear  (Wear)
巻： 265  号： 5-6  ページ： 655-663  発行年： 2008年08月25日 
JST資料番号： E0377A  ISSN： 0043-1648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 補綴材料上での摩擦に起因したヒト血清アルブミン内の変化を調べた。CoCrMo-ピン・オン・超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)-ディスクを始め,Al₂O₃・オン・UHMWPE,Al₂O₃・オン・Al₂O₃,CoCrMo・オン・CoCrMoなどのようなピン・オン・ディスク組合せ人工関節材料における熱変性や剪断挙動などを含むアルブミン内の変化を調べた。その具体的な調査方法として,トライボメータによる摩擦試験後に,ソジウムドレシル硫酸塩ポリアクリルアミドゲル電気泳動法(SDS-PAGE)を用いて,蛋白質の動粘度と分子量などを測定した。蛍光着色,光学顕微鏡,原子間力顕微鏡などによる表面調査によって,アルブミンがUHMWPEとCoCrMo合金の摩耗表面上へ吸着すること,しかし,Al₂O₃の摩耗表面上へは吸着しないことなどを明らかにした。トライボロジープロセスにおいて,蛋白質の動粘度と分子量の両方における変化が,UHMWPEとCoCrMo合金の疎水性表面上に発生し,それに続いて,それらの表面上へのヒト血清アルブミンが吸着した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *人工関節 ,  *血清アルブミン ,  *超高分子量ポリエチレン ,  *レオロジー ,  *トライボロジー ,  摩擦係数 ,  摩耗 ,  熱変性 ,  剪断 ,  タンパク質 ,  分子量 ,  アルミナ ,  コバルト合金 ,  クロム含有合金 ,  モリブデン含有合金 ,  摩擦試験 ,  生体試料染色 ,  SDS-PAGE ,  原子間力顕微鏡
準シソーラス用語： *ヒト血清アルブミン ,  蛍光染色 ,  動粘度

分類 (5件)： 生体代行装置  (EL04000N) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  機械的性質  (YH02022L) ,  潤滑一般  (QB02010S) ,  レオロジー一般  (BL01011R)

タイトルに関連する用語 (3件)： 関節形成 ,  摩擦 ,  ヒト血清アルブミン