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J-GLOBAL ID：200902266782460260   整理番号：09A0251405

言い間違い資料による言語産出モデルの検証

著者 (1件)： 寺尾康 (静岡県大)
資料名： 音声研究  (Journal of the Phonetic Society of Japan)
巻： 12  号： 3  ページ： 17-27  発行年： 2008年12月30日 
JST資料番号： Y0922B  ISSN： 1342-8675  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本語言い間違い資料を用いて言語産出モデルの検証を行なった。まず,言語研究データとしての言い間違いに関して,モデルの妥当性を検証する目的,方法・資料,および実例について述べた。言語産出モデルの検証に関して,Shattuck-Hufnagelの走査・コピーモデル,Dellの相互活性化モデル,相互活性化モデルの検証,Leveltモデル,RoelofsのWEAVER++モデル,WEAVER++モデルの検証について述べた。最後に,日本語の言語産出研究の現状と課題について考察した。

シソーラス用語： *日本語 ,  *音韻 ,  *発話 ,  *発話行為 ,  *誤り ,  活性化 ,  相互作用 ,  行為 ,  音節
準シソーラス用語： 相互活性化 ,  言い間違い ,  音読 ,  言語産出

分類 (1件)： 自然語処理  (JE06000L)

引用文献 (17件)：

• Dell, G. S.(1988)“The retrieval of phonological forms in production: Tests of predictions from a connectionist model,” Journal of Memory and Language 27, 124-142.
• Fromkin, V. A.(ed.)(1973) Speech Errors as Linguistic Evidence. The Hague: Mouton.
• Garrett, M. F.(1975)“The analysis of sentence production,” In G. Bower (ed.) Psychology of Learning and Motivation Vol.9.(pp. 133-175). NY: Academic Press.
• 御領謙 (1987)『読むということ』東京: 東京大学出版会.
• 窪薗晴夫 (1999)『日本語の音声』東京: 岩波書店.

タイトルに関連する用語 (2件)： 資料 ,  検証