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J-GLOBAL ID:200902266823143135   整理番号:08A0336184

草地管理歴および細菌の微小局在性はどのように地上での放牧状況の変化に対する細菌コミュニティ構造の応答に影響するか?

How do grassland management history and bacterial micro-localisation affect the response of bacterial community structure to changes in aboveground grazing regime?
著者 (6件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 1244-1252  発行年: 2008年05月 
JST資料番号: D0628A  ISSN: 0038-0717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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草地の頻繁な強化あるいは脱強化管理に関し,細菌がその変化にいかに早く応答するかを知ることは重要である。細菌群落構造(リボソーム遺伝子間スペーサー解析)の変化動態を,安定な団粒内および容易に洗脱される粗孔隙に分けられる細菌の微小局在性を考慮に入れて,地上での放牧状況を変化させた後の草地メソコスムで試験した。4つの処理区:1)対照の放牧メソコスム,2)対照の非放牧メソコスム,3)非放牧メソコスムへの放牧適用,4)放牧メソコスムへの放牧休止,を設けた。放牧の適用は5か月内に全土壌細菌コミュニティの構造を変化させ,その変化は放牧休止後12か月間だけ観察された。放牧休止後にみられた草種組成および土壌有機炭素含量の変化は,細菌群落構造の変化の起因と考えられた。しかしながら,放牧開始後における細菌群落構造の変化は,草種組成および有機炭素が変化する前に起こり,尿の施用あるいは不安定炭素の影響がこの変化の主要な原因であることが示唆された。放牧休止12か月後に,細菌群落構造は粗孔隙の外画分に存在する群落のみが影響を受けた。細菌群落構造は,放牧の休止後よりも放牧の適用開始後により早期に応答し,両シナリオとは別の環境因子により引き起こされることがわかった。また,放牧状況変化の2年後に,その細菌コミュニティ構造は過去の放牧法および新しい放牧法の両者により決定されることがわかった。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌生物  ,  微生物の生態 

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