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J-GLOBAL ID：200902266823261375   整理番号：09A0672508

代謝産物識別からバイオマーカーへ

From differentiating metabolites to biomarkers

著者 (4件)： KOULMAN Albert (Medical Res. Council, Cambridge, GBR) ,  LANE Geoffrey A. (AgResearch Grasslands, Palmerston North, NZL) ,  HARRISON Scott J. (AgResearch Grasslands, Palmerston North, NZL) ,  VOLMER Dietrich A. (Medical Res. Council, Cambridge, GBR)
資料名： Analytical & Bioanalytical Chemistry  (Analytical & Bioanalytical Chemistry)
巻： 394  号： 3  ページ： 663-670  発行年： 2009年06月 
JST資料番号： E0425B  ISSN： 1618-2642  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新しい代謝性バイオマーカー発見のための代謝物研究を概説した。探索段階では区別する代謝産物からバイオマーカーの同定,確認分析,精度,限界,より広い集団でのバイオマーカー試験を経て応用相に至る過程を示した。疾病は多くの代謝経路に影響する恒常性の一般的揺らぎを生じ,いくつかの代謝産物に有意な変化を起こすが,疾病や病理に特異的でないことを示した。20個のバイオマーカー発見プロジェクトを表に示し,同定法ではMSによる正確な質量と保持時間からの同定,NMRの利用を挙げた。LC-MS,UPLC-QTOF-MS,LC-TOFによる保持時間とm/zによる代謝産物同定ではホスファチジルコリン部位,修飾されたホスホコリン,未知の代謝物,LPC(16:0),LPC(18:2),LPC(18:0)等を挙げた。バイオマーカー発見実験の最初の定性段階ではバイオマーカー検出の迅速で安価な方法が必要で,正確で大きい試料セットにも合い,注意深く確認してルーチン環境に移せることも必要だった。異なるパラメーターを組み合わせて,高度制御実験,最小制御実験から予期しないバイアスの導入を示した。

シソーラス用語： *代謝産物 ,  *分子認識 ,  *バイオマーカー ,  LC-MS分析 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  レシチン ,  保持時間 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  無機酸エステル ,  第四アンモニウム ,  アミノアルコール
準シソーラス用語： LC-TOF MS

分類 (1件)： 代謝一般  (EB02030C)

物質索引 (1件)： ホスホコリン

引用文献 (32件)：

• Ludwig JA, Weinstein JN (2005) Nat Rev Cancer 5:845-856
• Goodsaid F, Frueh F (2006) Pharmacogenomics 7:773-782
• Goodsaid FM, Frueh FW, Mattes W (2008) Toxicology 245:219-223
• Marrer E, Dieterle F (2007) Chem Biol Drug Des 69:381-394
• Rifai N, Gillette MA, Carr SA (2006) Nat Biotech 24:971-983

タイトルに関連する用語 (3件)： 代謝産物 ,  識別 ,  バイオマーカー