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J-GLOBAL ID:200902266977088943   整理番号:08A0591905

チベット北西のKarakax断層帯についての第四紀後期活動と左横ずれ滑り運動

Late Quaternary activity and dextral strike-slip movement on the Karakax Fault Zone, northwest Tibet
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巻: 453  号: 1-4  ページ: 44-62  発行年: 2008年06月16日 
JST資料番号: E0691A  ISSN: 0040-1951  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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現地観察と衛星利用画像の解釈から,チベット台地の北西縁に位置するWNW方向のAltynTagh走行断層(Karakax断層帯と呼ばれる)の西端部は,第四紀後期に右ずれ走向移動断層を示す特有の幾何形態とテクトニクス特徴を持つ。南に流れるガリとN-S方向の海嶺は,系統的に偏向し最大1250mオフセットし,更新世後期-完新世の沖積層扇状地と南傾斜の扇状地を切開するガリは,断層帯に沿った最大150mまでの左横ずれオフセットを記録する。扇状地に発達した断層崖の高さは1~24m.である。せん断帯に発達した圧砕断層粘土を含む葉層構造の圧砕変成岩のRiedel複合構造は,衝上成分と主な右横ずれ断層せん断センスを示す。オフセット第四紀後期の扇状地,14C年代と圧砕変成岩の複合構造をベースにして,Karakax断層帯に沿った平均走向移動断層速度は,第四紀後期で9mm/aであり,垂直成分は2mm/aであり,1902.年この断層に沿ってM7.5の形態形成地震が起きた。WNW方向のKarakax断層帯に沿った第四紀後期の右横ずれ滑りは,インドプレートのユーラシアプレートへの進行中の北方貫通による西チベット台地の南北短縮化に適応するエスケープテクトニクスが原因であると示唆する。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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地質構造・テクトニクス 
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