抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大分県日田市日田豆田町に現存する町家の平面の改変実態を調査した。江戸期から昭和前期に建てられ,伝統的建造物群保存対策調査が行われた町家64戸の主屋1階平面を調査対象とした。調査には,前記対策調査結果や古写真,古図面等の史料を用いた。その結果,建築当初には,通り土間を設けその片側に部屋を配置する形式がほとんどであった,現在は,店部分の床が撤去され土間に改変された事例が最も多くなっている,用途は現在,併用住宅,店舗等専用,専用住宅がほぼ同数であるが,当初は大半が併用住宅であった,等の知見を得た。結果,傾向として,店舗では土間を広げ,住宅では土間を縮小する改変が行われたことが判った。