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J-GLOBAL ID：200902267155044576   整理番号：08A1036256

直接接触膜蒸留プロセスに於ける汚損

Fouling in direct contact membrane distillation process

著者 (1件)： GRYTA Marek (Szczecin Univ. of Technol., Inst. of Chemical and Environment Engineering, Dep. of Water Technol. and Environment ...)
資料名： Journal of Membrane Science  (Journal of Membrane Science)
巻： 325  号： 1  ページ： 383-394  発行年： 2008年11月15日 
JST資料番号： E0669A  ISSN： 0376-7388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 膜表面への析出物の生成(汚損)は膜蒸留プロセスの主な運転上の問題の一つである。このプロセスの性能に与える汚損の影響をタンパク質含有水,ビルジ水,塩水の濃縮,及び脱ミネラル水製造の過程で調べた。実験はポリプロピレンキャピラリー膜を用いて行った。汚損層のモルフォロジーと組成を拡散反射率付きのFourier変換赤外線スペクトルとエネルギー散逸スペクトルと組み合わせた走査電子顕微鏡を用いて調べた。殆どの研究対象で色々な程度の汚損が観察された。透過フラックスの減少は主に汚れ層の熱抵抗の増加によって引き起こされた。しかし,非多孔質析出物の場合,透過フラックスの大きさは析出層を通した水の輸送抵抗によっても決定される。析出物は膜表面にばかりではなく,細孔の内側にも生成することが分かった。膜の細孔の湿潤化の際,細孔中の塩の結晶化も膜構造に機械的な損傷を与える。膜蒸留に於ける汚損の強さはフイードの前処理や運転条件の選択によって抑制出来る。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *蒸留 ,  *汚損 ,  化学プロセス ,  タンパク質 ,  ポリプロピレン ,  モルフォロジー ,  化学組成 ,  拡散反射 ,  透過流束 ,  熱抵抗 ,  輸送現象 ,  細孔 ,  湿潤 ,  結晶化 ,  膜構造 ,  前処理 ,  原料
準シソーラス用語： *膜蒸留

分類 (2件)： 蒸留,蒸発  (XD02010F) ,  膜分離  (XD02120Z)

タイトルに関連する用語 (3件)： 直接接触膜蒸留 ,  プロセス ,  汚損