抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究ではその基礎として,静止した粒子群に超音波を適用した時の摩擦低減効果に関し,粒子物性による影響を調べることを目的として研究を行った。14種の球形および非球形粒子を用い,静止状態で粒子群を形成した。この時,空隙率を一定とし,粒子径,粒子形状およびかさ密度を変えた。そして,この粒子群に超音波を与え,摩擦低減効果について調べた。その結果,下記の結論が得られた。立方体材料同様,粒子の種類にかかわらず粒子群に対しても超音波による摩擦抵抗の低減効果がある。超音波による摩擦低減効果に影響を与える粒子物性は,かさ密度,および粒子と振動板との音響インピーダンスにより決まる音響透過係数である。また,粒子径および粒子形状による摩擦低減効果への影響は小さいと言える。粒子群を浮遊させるために必要な振動板の振幅とかさ密度との関係を,立方体材料の浮遊に関する式より表すことができる。