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J-GLOBAL ID：200902267341359234   整理番号：08A0832424

カムランドでのニュートリノ振動パラメータの測定-精密化する原子炉ニュートリノ実験-

Precise Measurement of Neutrino Oscillation Parameters with Reactor Neutrinos in KamLAND

著者 (2件)： 清水格 (東北大 大学院理学研究科 ニュートリノ科学研究セ) ,  井上邦雄 (東北大 大学院理学研究科 ニュートリノ科学研究セ)
資料名： 日本物理学会誌
巻： 63  号： 8  ページ： 625-628  発行年： 2008年08月05日 
JST資料番号： F0221A  ISSN： 0029-0181  CODEN： NBGSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1,000トンの液体シンチレータを擁するカムランド実験では,観測期間の拡大に加え,系統誤差・バックグラウンド評価・解析手法を大幅に改善した。原子炉ニュートリノと地球ニュートリノの同時解析も行い,ニュートリノ振動パラメータの質量2乗差を2.8%の高精度で決定し,ニュートリノ振動の2サイクルの観測を達成した。また,同時に測定された地球ニュートリノフラックスは統計精度の範囲で地球モデルと合致するものであった。(著者抄録)

シソーラス用語： *ニュートリノ ,  *ニュートリノ振動 ,  液体シンチレータ ,  反ニュートリノ ,  研究施設 ,  *太陽ニュートリノ ,  大気ニュートリノ ,  中性子捕獲 ,  *原子炉 ,  核反応 ,  精密測定 ,  系統誤差 ,  バックグラウンド
準シソーラス用語： カムランド ,  *原子炉ニュートリノ

分類 (3件)： 太陽粒子  (DB02040M) ,  原子炉工学におけるその他の基礎的事項  (MD02050M) ,  レプトンによる反応・散乱  (BG04030C)

引用文献 (10件)：

• 清水格. 日本物理学会誌. 2005, 60, 783
• EGUCHI, K. Phys. Rev. Lett. 2003, 90, 021802
• ARAKI, T. Phys. Rev. Lett. 2005, 94, 081801
• SEKHARAN, K. K. Phys. Rev. 1967, 156, 1187
• JENDL, the Japanese Evaluated Nuclear Data Library. http://wwwndc.tokai-sc.jaea.go.jp/jendl/jendl.html. 2005

タイトルに関連する用語 (7件)： カム ,  ランド ,  ニュートリノ振動 ,  パラメータ ,  精密化 ,  原子炉ニュートリノ ,  実験