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J-GLOBAL ID：200902267431348746   整理番号：08A0382890

in vitro蛋白質カルボニル化に起因する角質層の光学的性質の変化

Change in optical properties of stratum corneum induced by protein carbonylation in vitro

著者 (4件)： IWAI I. (Shiseido Life Sci. Res. Center, Yokohama, JPN) ,  IKUTA K. (Shiseido Life Sci. Res. Center, Yokohama, JPN) ,  MURAYAMA K. (Gifu Univ., Gifu, JPN) ,  HIRAO T. (Shiseido Life Sci. Res. Center, Yokohama, JPN)
資料名： International Journal of Cosmetic Science  (International Journal of Cosmetic Science)
巻： 30  号： 1  ページ： 41-46  発行年： 2008年02月 
JST資料番号： D0505B  ISSN： 0142-5463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 角質層(SC)の機能に蛋白質カルボニル化が及ぼす影響を調べるため,再生ヒト表皮およびブタ表皮のSCシートをアクロレインで処理した。その結果,アクロレインで処理したSCシートは,未処理のものより可視光の透過が低下することが分かった。また,アミドI領域の曲線のあてはめ分析による全反射型赤外吸収法は,アクロレインがブタSCシートの蛋白質二次構造に変性を引き起こすことを示した。そして,ケラチン繊維構造の減少が,透過型電子顕微鏡によって観察された。これらの結果は,環境因子によるSCカルボニル化がケラチンの繊維構造を変性し,SCの光透過を減少させ,そして皮膚外観の特性を変化させることを示している。

シソーラス用語： *皮膚 ,  ヒト ,  ブタ ,  *角質層 ,  *タンパク質 ,  *カルボニル化 ,  *光透過 ,  ケラチン ,  酸化 ,  脂肪族アルデヒド ,  不飽和アルデヒド ,  ビニル化合物 ,  偶蹄類 ,  動物タンパク質

分類 (1件)： 外皮一般  (EJ11010C)

物質索引 (1件)： アクロレイン

タイトルに関連する用語 (4件)： 蛋白質カルボニル化 ,  起因 ,  角質層 ,  光学的性質