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J-GLOBAL ID:200902267455131705   整理番号:08A0575051

アメリカを横断する広帯域地震計常時ノイズを用いた表面波トモグラフィー

Broadband ambient noise surface wave tomography across the United States
著者 (3件):
資料名:
巻: 113  号: B5  ページ: B05306-B05306-21  発行年: 2008年05月31日 
JST資料番号: C0294A  ISSN: 0148-0227  CODEN: JJGRDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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地震波常時ノイズを用いたアメリカとその隣接地域における表面波分散地図を提示した。アメリカ,カナダ南部,メキシコ北部に設置された203地点の広帯域地震計に対する2003年3月から2005年2月までの2年間にわたる観測データを用いた。すべての観測点ペアについて,相互相関をとり,経験的なグリーン関数を求めた。アメリカを横断するほとんどすべての方位について,経験的グリーン関数にはコヒーレントなレイリー波信号が認められており,本研究で用いる周波数帯域(周期5-100秒)における常時ノイズは,バイアスのない分散関係を得るために,方位に関して十分に等方的であることが示唆された。レイリー波とラブ波の群速度,位相速度,およびそれらの不確定性が測定データにおける時間的ばらつきから求められた。ラブ波については8-25秒の周期で,レイリー波については8-70秒の周期において,十分な数の測定データ(>2000)が得られ,それらからトモグラフィーによるインバージョンマップが求められた。これらの周期帯において,位相速度マップと群速度マップを提示した。アメリカ国内においては,周期8-40秒におけるレイリー波,周期8-20秒におけるラブ波に関して,分解能が100kmよりよいことが推定され,こうした空間スケールでは空前の分解能が保障された。より長い周期や短い周期では,コヒーレントな信号数が減るため,分解能が悪くなった。得られた分散マップは相互によく一致しており,地質やテクトニックな特徴とのよい対応がみられた。さらに,アメリカの下の地殻や上部マントルの構造に関する新しい知見も得られた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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地殻・上部マントルの構造・組成 
タイトルに関連する用語 (5件):
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