文献

J-GLOBAL ID：200902267509669390   整理番号：08A0519717

奈良市内の生活環境調査 I.交通量の違いによる土壌中の重金属の比較

著者 (7件)： 前田真希 (帝塚山大 人間環境科研) ,  永島智衣 (帝塚山大 人間環境科研) ,  鎌中妃芙美 (帝塚山大 人間環境科研) ,  前田藍子 (帝塚山大 人間環境科研) ,  姫路千尋 (帝塚山大 人間環境科研) ,  竹中ゆい (帝塚山大 人間環境科研) ,  藤井修平 (帝塚山大 現代生活)
資料名： 人間環境科学  (Human and Environmental Sciences)
巻： 16  ページ： 35-40  発行年： 2008年03月01日 
JST資料番号： L6304A  ISSN： 0919-3790  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 奈良市の街路周辺の土壌及び雑草に含まれる重金属量を測定し,含有量と交通量の相関を検討した。試料は幹線道路脇及び非幹線道路脇の2種類,合計28箇所から採取した。土壌試料中の金属については,アルミニウムは交通量に依存せず平均140μg/kgであった。銅,鉛及びカドミウムについては幹線道路脇での濃度が高かった。特に,鉛は幹線道路で67.7μg/kg,非幹線道路で51.5μg/kgであった。植物体(エノコログサ(Setaria viridis P Beauv.)及びメヒシバ(Digitaria adscendes (H.B.K.) Henr.))については,アルミニウムは交通量に依存しなかった。銅,鉛及びカドミウムについては幹線道路脇での濃度が高かった。特に鉛とカドミウムについては幹線道路での濃度は非幹線道路の場合の約3倍であった。

シソーラス用語： *奈良県 ,  街路 ,  *交通量 ,  土壌汚染 ,  重金属汚染 ,  植物 ,  エノコログサ属 ,  メヒシバ ,  都市 ,  *大気汚染
準シソーラス用語： *奈良市

分類 (3件)： 都市問題,都市防災  (RD01030O) ,  気圏環境汚染  (SB03020M) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (6件)： 奈良 ,  生活環境 ,  調査 ,  交通 ,  土壌 ,  重金属