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J-GLOBAL ID：200902267800959665   整理番号：09A0007668

食品技術講座 4 最新化学工学基礎講座 第9回 濃縮の基礎

著者 (1件)： 宮脇長人 (石川県大)
資料名： 冷凍  (Refrigeration)
巻： 83  号： 974  ページ： 880-883  発行年： 2008年12月15日 
JST資料番号： G0176A  ISSN： 0034-3714  CODEN： RITOA8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 食品の輸送・保存の効率化や乾燥での省エネ予備操作として行なわれる,蒸発濃縮法・逆浸透濃縮法・凍結濃縮法の特徴を述べた。蒸発濃縮法は水を水蒸気として除去する。標準型蒸発缶を図示した。100°Cまでの加熱が好ましくない食品では真空蒸発が用いられる。逆浸透濃縮法は水のみを通す半透膜で水と溶液を隔て,溶液を加圧すると溶液中の水分は水側に逆浸透し,溶液は濃縮される。凍結濃縮法は低温を利用し,水を氷に相変化させて除去する。懸濁結晶法と界面前進凍結濃縮法の比較図を示した。これら3濃縮法の原理・消費エネルギー・濃縮限界・コスト・品質の比較表を示した。

シソーラス用語： 技術 ,  化学工学 ,  *濃縮 ,  *食品 ,  輸送 ,  保存 ,  効率化 ,  乾燥 ,  *蒸発 ,  *逆浸透 ,  *凍結 ,  *冷凍濃縮 ,  特性 ,  水蒸気 ,  蒸発缶 ,  真空 ,  半透膜 ,  溶液 ,  加圧 ,  氷 ,  相転移 ,  除去 ,  懸濁液 ,  結晶 ,  界面 ,  運動 ,  原理 ,  限界 ,  エネルギー消費 ,  原価 ,  品質 ,  比較 ,  省エネルギー技術 ,  食品工学 ,  改変 ,  節約
準シソーラス用語： 省エネルギー ,  コスト ,  消費エネルギー ,  食品技術 ,  前進 ,  相変化 ,  *凍結濃縮 ,  特徴

分類 (2件)： 蒸留,蒸発  (XD02010F) ,  食品の乾燥  (FJ03040T)

引用文献 (8件)：

• 松野隆一. 食品工学ハンドブック. 2006, 232-236
• 鍋谷浩志. 食品工学ハンドブック. 2006, 201-212
• 宮脇長人. 膜. 1994, 19, 81
• DESHPANDE, S. S. Food Technol. 1982, May, 68
• HUIGE, N. J. J. J. Crystal Growth. 1972, 13/14, 483

タイトルに関連する用語 (4件)： 食品 ,  化学工学 ,  基礎 ,  濃縮