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J-GLOBAL ID：200902267851790509   整理番号：09A0372499

フラストレーションと相転移

Phase Transition of Frustrated Spin Systems

著者 (2件)： 田中宗 (東大 物性研) ,  轟木義一 (千葉工大 教セ)
資料名： 熱測定  (Calorimetry and Thermal Analysis)
巻： 36  号： 2  ページ： 91-97  発行年： 2009年03月31日 
JST資料番号： Z0896A  ISSN： 0386-2615  CODEN： NESOD2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： フラストレーション系における相転移は極めて興味深く,物性科学において重要な課題である。本解説では,はじめに相転移について簡単に述べた後,フラストレーション系の特徴について,特に縮退度に着目して紹介する。その後,積層三角格子反強磁性体や容易軸異方性のあるカゴメ格子反強磁性体の性質について紹介する。最後に,フラストレーション系における相転移が関係する最近の研究について簡単に述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *フラストレーション効果 ,  *相転移 ,  縮退 ,  格子 ,  *反強磁性体 ,  三角格子 ,  磁気異方性 ,  強磁性 ,  カゴメ格子

分類 (2件)： 固相転移  (BL04020G) ,  相平衡・状態図一般  (CB03011C)

引用文献 (43件)：

• GEBHARDT, W. 相転移と臨界現象. 1992
• WANNIER, G. H. Phys. Rev. 1950, 79, 357
• WANNIER, G. H. Phys. Rev. B. 1973, 7, 5017
• HUSIMI, K. Prog. Theor. Phys. 1949, 5, 177
• SYOZI, I. Prog. Theor. Phys. 1949, 5, 341

タイトルに関連する用語 (2件)： フラストレーション ,  相転移