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J-GLOBAL ID：200902267945876857   整理番号：09A0006692

イミダゾ[1,2-a]ピリジン誘導体の多形依存的ESIPTルミネセンスのスイッチング

Switching of Polymorph-Dependent ESIPT Luminescence of an Imidazo[1,2-a]pyridine Derivative

著者 (5件)： MUTAI Toshiki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TOMODA Haruhiko (Shibaura Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  OHKAWA Tatsuya (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  YABE Yuji (Shibaura Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  ARAKI Koji (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 47  号： 49  ページ： 9522-9524  発行年： 2008年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2-(2′-ヒドロキシフェニル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン(1a)には2種類の結晶多形が存在し,一方の結晶形(BG)は強い青緑色蛍光,もう1つの結晶形(Y)は強い黄色の蛍光を示した。1aの熱エタノール水溶液をゆっくりと冷却すると多形BG,急速冷却すると多形Yが生成した。赤外吸収スペクトルから両多形ともOH基とイミダゾピリジン環のNの間の分子内水素結合が存在し,多形Yはより安定なO-H...N型水素結合,多形BGは励起状態分子内プロトン移動(ESIPT)型(O^-...H-N⁺)水素結合で表わせることが分かった。多形Yの粉末結晶を135°Cで1分間加熱するとBG発光型多形に転換し,これを150°Cで3分間加熱し,急速冷却すると多形Yに戻った。このY→BG→Yのスイッチングはきわめて再現性が高いことを示した。

シソーラス用語： *窒素複素環化合物 ,  *多形 ,  分子内水素結合 ,  プロトン移動 ,  励起状態 ,  *蛍光スペクトル ,  スイッチング

分類 (3件)： ピリジンのその他の縮合誘導体  (CF07097Y) ,  有機化合物のルミネセンス  (BM08094A) ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  (BH06062I)

物質索引 (1件)： 2-(2-ヒドロキシフェニル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン

タイトルに関連する用語 (5件)： ピリジン誘導体 ,  多形 ,  ESIPT ,  ルミネセンス ,  スイッチング