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J-GLOBAL ID:200902267958977725   整理番号:09A1237916

高エネルギーFeおよびXeイオン誘起の石英ガラス内での色中心形成

Color center formation in silica glass induced by high energy Fe and Xe ions
著者 (11件):
資料名:
巻: 268  号:ページ: 67-72  発行年: 2010年01月01日 
JST資料番号: H0899A  ISSN: 0168-583X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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石英ガラス試料に1.157GeV56Feおよび1.755GeV136Xeイオンをフルエンス範囲1×101~3.8×1012イオン/cm2で注入した。未照射および照射試料を,3~6.4eVの紫外(UV)吸収および光ルミネセンス(PL)分光法で調べた。UV吸収研究では,多様な色中心(E’中心,非架橋酸素正孔中心(NBOHC)およびODC(II))が照射試料内に表われた。全ての色中心濃度はフルエンスの増加と共に上昇し,高いフルエンスで飽和する傾向を示すことがわかった。さらに,E’中心およびNBOHCの濃度はほぼ等しく,電子阻止過程によるエネルギー付与と共により大きな値となった。これらは,E’中心とNBOHCが主として重イオン照射石英ガラス内での電子励起効果によって歪んだSi-O-Si結合の分離から同時に発生することを意味した。PL測定からは,5eVで励起した場合,約4.28eV(αバンド),3.2eV(βバンド)および2.67eV(γバンド)にピークを持つ3つの発光が見られた。αおよびγバンドの強度はフルエンスの増加と共に上昇し,高いフルエンスで飽和する傾向を示した。βバンドの強度は未照射石英ガラス内で最大となり,イオンフルエンスを増すと減少した。さらに,重イオン照射石英ガラス内において,原子核エネルギー損失過程がαおよびγバンドの生成を決定づけ,電子エネルギー損失過程がβバンドの消滅を決定づけることを確認した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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その他の物質の放射線による構造と物性の変化 

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