抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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加振力の周波数が若干変動する場合に減衰のない動吸振器を用いると逆に振動を増幅する場合もある。本研究では,加振力の周波数が限られた範囲で変化する場合の動吸振器の設計法を取り上げている。前報では,加振力振幅が振動数の2乗に比例し,応答の評価を速度振幅で行う場合にのみ適用可能な厳密で陽な形の設計式を導出したが,本研究ではそれらを一般化し,いろいろな条件で使用可能な設計式の導出を試みている。一般化した場合には,前報と同様の厳密解は得られないので,陽な形の近似設計式として,2種類の式を導出した。第1の方法は,前報と同様の非常に簡単な設計式で,精度を評価する式とあわせて提案した,第2の方法として,第1の方法よりも式形はやや複雑にはなるが,大幅に精度が改善される設計式を提案した。(著者抄録)