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J-GLOBAL ID:200902268105658510   整理番号:08A1256971

食品厨芥と豚糞尿を利用したメタン発酵に関する研究

Research on Methane Fermentation of Food Garbage and Pigs’ Excreta
著者 (2件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 109-115  発行年: 2008年11月15日 
JST資料番号: L4299A  ISSN: 1341-0156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,食品厨芥を乳酸発酵させた豚のリキッド飼料とその飼料で飼育された豚の糞尿を固液分離した液状分を混合し,これを投入液としたメタン発酵について実験を行った。発酵槽は実容積8,500mlで,発酵温度制御のため投入型ヒータを入れ,発酵槽内の攪拌方式はガス攪拌方式を用いた。飼料の割合を10,20,30%に変えて糞尿と混合し,メタンガス発生量,消化ガス収率,有機物除去率などを求め,投入液の適正な割合について検討した。乳酸発酵した飼料のpH値はかなり低く,メタン発酵に適切なpH値に調整することは困難であった。しかし,消化液のpH6.1程度でもメタン発酵が可能で,飼料20%の投入液の最大消化ガス収率127l/kg・VS,平均66.9l/kg・VSが得られた。pH調整した飼料30%の投入液では平均有機物負荷2.0kg・VS/m3/日となり,平均消化ガス収率83l/kg・VSであった。メタン濃度は57vol%で乳酸発酵飼料と固液分離糞尿液を混合した投入液においてメタン発酵が可能であることが分かった。(著者抄録)
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分類 (1件):
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農業廃棄物処理 
引用文献 (9件):
  • YAMAZAWA, S. Biomass energy. 1982, 117-161
  • ORITA, A. Establishment of agricultural biomass fermentation system using photovoltaic generation. Journal of the Japanese Society of Agricultural Machinery. 2001, 63, 3, 43-50
  • YAGI-CHO, Kyoto. Report on the Results of Survey on Energy Recycling from Biomass and Methane Fermentation Systems. 2004
  • Ministry of the Environment. 2006 White Paper on a Recycling-Based Society. 2006
  • TANAKA, S. Research on regional recycling system using hotel garbage as feed for fish culturing. Bulletin of the Fisheries Research Institute of Mie. 2006, 2006, 126-129
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