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J-GLOBAL ID：200902268116666426   整理番号：09A0206389

コメにおける優性矮性変異体,Slr1-d,の分離と特性化

Isolation and characterization of dominant dwarf mutants, Slr1-d, in rice

著者 (9件)： ASANO Kenji (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  HIRANO Ko (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  UEGUCHI-TANAKA Miyako (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  ANGELES-SHIM Rosalyn B. (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  KOMURA Toshiro (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  SATOH Hikaru (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  KITANO Hidemi (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  MATSUOKA Makoto (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  ASHIKARI Motoyuki (Nagoya Univ., Nagoya, JPN)
資料名： Molecular Genetics and Genomics  (Molecular Genetics and Genomics)
巻： 281  号： 2  ページ： 223-231  発行年： 2009年02月 
JST資料番号： C0025C  ISSN： 1617-4615  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 節間伸長パターンからdn-型矮性変異体に分類される,コメの3つの半優性矮性変異体を同定した。これらの変異体は,割合は減少しているものの,未だジベレリンに応答した。地図基盤クローニングは,これら変異体での矮性発現型が,SLR1のN末端領域での機能獲得変異に起因することを示した。変異体でのSLR1蛋白質分解は野生型より遅く起った。また,酵母2ハイブリッド系を用いて,変異体でのSLR1蛋白質のGID1相互作用能減少が見られた。異種交配実験から,本報で同定の半優性矮性対立遺伝子が,適切な遺伝子背景使用で,育種応用のための矮化遺伝子欠乏を軽減できることを示した。

シソーラス用語： *イネ ,  *矮性 ,  突然変異体 ,  ジベレリン ,  タンパク質 ,  分子間相互作用 ,  種間雑種 ,  育種 ,  遺伝子クローニング ,  生体内蓄積
準シソーラス用語： SLR1 ,  GID1 ,  蛋白質相互作用

分類 (1件)： 植物形態学・解剖学  (EH01040Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： コメ ,  矮性 ,  変異体 ,  特性化