抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,固体振動(バイブレーション)の伝搬を用いた通信距離1m程度の近接データ通信方式を提案する。ここでいう固体とは,身の回りに存在する机,壁,窓などの硬質固体だけでなく,人体,衣服などの軟質固体をも含む。電気信号を用いない本方式では絶縁体を通信媒体とする情報交換が可能となり,新しいコミュニケーションスタイルによるアプリケーションの創出,また,PANとBAN(Body Area Network)の掛け橋となる新しいネットワークインフラの創出が期待できる。本稿では,振動を用いたデータ通信原理を明らかにし,実際に制作した送受信モジュールによる絶縁体データ通信実験の結果について報告する。(著者抄録)