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J-GLOBAL ID:200902268348238668   整理番号:09A0309942

北部日本,ミズゴケ泥炭採掘後の植生再生パターンを検出するための時系列手法

A chronosequence approach for detecting revegetation patterns after Sphagnum-peat mining, northern Japan
著者 (3件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 237-246  発行年: 2009年03月 
JST資料番号: X0313A  ISSN: 0912-3814  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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北海道サロベツ原野の1970~1994年にミズゴケ泥炭を採掘し,高品質の泥炭を分別した残渣を埋め戻した場所で,縁から10m間隔で設けた1×1mの調査枠の植生を調べた。種豊富度と被覆率は採掘後時間が経つほど増大したが,対照のミズゴケ優占の未採掘地より有意に低く,元には戻らなかった。植生はクラスタ分析によって6つの植生型に分類した。採掘後21年以内の跡地は被覆率が1%未満であった。採掘後21~28年の跡地はRhyncohospora alba(カヤツリグサ科,ミカズキグサ)が優占であった。時間が経つとPhragmites communis(ヨシ),続いてMoliniopsis japonica(イネ科,ヌマガヤ)が増え,さらに古くなるとSphagnum papillosum(ミズゴケ科,イボミズゴケ)とCarex middendorffii(スゲ属,ホロムイスゲ)が優占するようになった。植生再生はほぼ植物成長季節の地下水位の低下によって決定された。地下水の養分濃度は植物再生に大きな影響を及ぼさなかった。
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分類 (1件):
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植物に対する影響 
引用文献 (48件):
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