抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1987年以降,日本においては,木造建築物に関する規制が徐々に緩和され,木造3階建戸建住宅,木造3階建共同住宅,出雲ドームや大館樹海ドームといった大規模木造建築物が建設されるようになった。さらに2000年の建築基準法改正により,木質系の柱や梁の火災安全性が証明されれば,高層の木造建築物も建設可能となった。こうした変革は火災科学の進歩と数多行われた火災実験の賜物である。本稿では,戦後の日本における木造建築物と火災安全性の関わりについて概観するとともに,木質耐火構造開発の現状について概説する。(著者抄録)