文献
J-GLOBAL ID:200902268653056391   整理番号:08A0307107

イネの全スクロースシンターゼ遺伝子族の発現分析様相

An expression analysis profile for the entire sucrose synthase gene family in rice
著者 (3件):
資料名:
巻: 174  号:ページ: 534-543  発行年: 2008年05月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
イネでは,スクロースシンターゼ(Sus)(EC2.4.1.13)をコードする3個の遺伝子が特性解析されていて,さらにSus遺伝子と推定される3個の配列が報告されている。この研究は,イネの全Sus遺伝子族がこれらの6個の遺伝子から構成されていることを確認する。実時間定量RT-PCR分析を利用して,イネの様々な組織における発現分析を実施した。Susの転写産物は,様々な発育段階に広範囲の組織で検出されたことから,Susはイネ植物体の多くの多様な生育過程に関与していることが示された。SUS1遺伝子は,根と発育中の葉や節間を含む伸長中の組織で主に発現された(セルロース合成において役割を果たしている可能性を考察した)。SUS2遺伝子は,広範囲の組織で発現されたことから,ハウスキーピング遺伝子として幾つかの役割を果たしている可能性が示唆された。さらに,全Sus活性とSUS2遺伝子の発現量は,無酸素(湛水条件)下で発芽や生育した幼苗では有意に多かったことから,ショ糖代謝の増加が環境ストレス応答としての役割を果たしていることが示唆された。SUS3遺伝子とSUS4遺伝子は,主に穎果で発現されたことから,登熟中の子実内で炭素を分配する役割を果たしている可能性が示された。SUS5遺伝子とSUS6遺伝子の転写産物量は,全供試組織で少なく,湛水下で発芽中のシュートでは抑えられた。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  酵素生理  ,  稲作 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る