抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文の目的は,日本の建築および都市計画との関連で,20世紀の後半に考案され開発された「人工都市島」および「海上都市」の概念の歴史的展開を手短に,しかし,総合的に概観することにある。これらの概念は新しい産業及び貨物基地や住宅及び公共施設を建設できる用地の深刻な不足の結果として生まれた。本研究では,最近のモダニズム主義者の理論の反論拒否として生まれたメタボリズムの未来都市形態および丹下健三の計画から始まって政府の正式計画の工学的手法に至るまで,大がかりな公共基盤整備の供給を基に,日本で過去40年間に考案された主要な海上都市プロジェクトを時系列で調査した。さらに,本論文では人工島の都市形態と計画規範の間の関係を分析して明確にし,またこれらの海上都市の原型の背後にある必要性と意思をざっと調べた。(翻訳著者抄録)