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J-GLOBAL ID：200902268798741238   整理番号：09A1269667

「数値解析技術」FEM解析を用いた大開口を有するRC梁の構造性能評価

Structural Performance Estimation of RC Beam with Large Openings by FEM

著者 (3件)： 米澤健次 (大林組 技研) ,  津田和明 (大林組 技研) ,  増田安彦 (大林組 技研)
資料名： 大林組技術研究所報(CD-ROM)  (Report of Obayashi Corporation Technical Research Institute (CD-ROM))
号： 73  ページ： ROMBUNNO.12-1(8P)  発行年： 2009年12月01日 
JST資料番号： G0068C  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 今般,RC梁に梁せいの約1/2までの大きな開口を許容する「チューブレン補強工法」を開発した。その補強工法を開発する過程において,大きな開口を設けることによるRC梁の構造性能に及ぼす影響を検討するために非線形FEM解析を行った。先ず,既往の実験を対象とした解析を行い,実験と解析を比較することで,解析モデルの適合性を検討した。さらに,大きな開口が梁全体の剛性に与える影響,及び,長期荷重時における乾燥収縮の影響を解析的に検討した。その結果,大きな開口を設けた場合でも,所定のスパン及び最小補強量を確保すれば,無開口梁の剛性と概ね同等であり,また,長期荷重をここに示す開口部せん断ひび割れ荷重の算定値以下に制限すれば,乾燥収縮の影響は顕著にならないことを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： 開口部 ,  大型 ,  *鉄筋コンクリート構造 ,  性能評価 ,  技術開発 ,  乾燥収縮 ,  剛性 ,  長期荷重
準シソーラス用語： 開口補強 ,  *構造性能 ,  *有限要素解析 ,  *有孔梁

分類 (1件)： コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (10件)：

• 梁せいの半分の大開口が可能なRC梁開口補強工法, 建築技術, p. 73, 2009.2
• 長沼一洋: 三軸応力下のコンクリートの応力~ひずみ関係, 日本建築学会構造系論文集, 第474号, pp. 163-170, 1995
• 出雲淳一, 他: 面内力を受ける鉄筋コンクリ--ト板要素の解析モデル, コンクリート工学論文, No.87.9-1, pp. 107-120, 1987.9
• 長沼一洋, 他: 繰返し応力下における鉄筋コンクリート板の解析モデル, 日本建築学会構造系論文集, 第536号, pp. 135~142, 2000.10
• 米澤健次, 他: 正負繰返し荷重を受ける鉄筋コンクリート部材の三次元非線形FEM解析, 大林組技術研究所報No.67, 2003

タイトルに関連する用語 (4件)： 数値解析 ,  FEM解析 ,  RC梁 ,  性能評価