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J-GLOBAL ID:200902268840499400   整理番号:08A1018635

アーバスキュラー菌根: 植物の根の内部共生の母

Arbuscular mycorrhiza: the mother of plant root endosymbioses
著者 (1件):
資料名:
巻:号: 10  ページ: 763-775  発行年: 2008年10月 
JST資料番号: W1394A  ISSN: 1740-1526  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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MedicagoやPisumなどの植物とGlomeromycota門の真菌との共生であるアーバスキュラー菌根は,宿主植物への水,りん酸および窒素のような栄養物の供給を改善し,その見返りとして,植物が固定した炭素の最大20%が真菌へと輸送される。このような栄養輸送は樹枝状体として知られる植物の根の共生構造を通じて行われる。AMの発達には共生体間のシグナル伝達分子の交換が関与しており,ストリゴラクトンとして知られる新規の植物ホルモンが植物の根より放出される。ストリゴラクトンは胞子発芽,菌糸の分岐,また植物の発芽も誘発する。真菌は植物の根の応答を誘発する”Myc因子”形態でシグナル伝達分子を放出する。これまでにAM発生に必要な植物遺伝子(SYMRK,CASTOR,POLLUX,CCaMKなど)が性質決定されている。AM共生に必須の植物受容体キナーゼの機能的適合により植物細胞との窒素固定細菌の内部共生が可能となっている。
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分類 (2件):
分類
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土壌生物  ,  植物生理学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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