文献
J-GLOBAL ID:200902269093457146   整理番号:09A1281291

嗅覚地図では高ロイシン反復性膜貫通蛋白質が別々の樹状突起の標的を指図する

Leucine-rich repeat transmembrane proteins instruct discrete dendrite targeting in an olfactory map
著者 (8件):
資料名:
巻: 12  号: 12  ページ: 1542-1550  発行年: 2009年12月 
JST資料番号: W1370A  ISSN: 1097-6256  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
脳では感覚情報は処理し易い様に組織化されており,感覚の種類に応じた感覚地図が形成されている。嗅覚地図の研究には,約50の糸球体で構成されるショウジョウバエの触角葉が適している。ハエでは,一次嗅神経(ORN)の軸索は糸球体に投射されたニ次投射神経(PN)の樹上突起と糸球体で特異的なシナプス結合を形成する。発生期には,RNの樹状突起がORNの軸索に先行して糸球体に投射するので,糸球体地図はRNによって決定される。今回,ショウジョウバエにおいてRNの樹状突起の投射を誘導する機構を調べ,高ロイシン反復性(LRR)膜貫通蛋白質カプリシャス(Caps)が異なる類のPNに差別的に発現し,細胞自律的にPNの樹状突起の糸球体標的を指図することを発見した。このCaps仲介性樹状突起標的指図は前シナプスのORN非依存性で,また同種親和性ではなく異種性リガンドが標的指図に用いられているようであった。このように,CapsがPNの樹状突起の標的を決め,Caps陽性とCaps陰性PNを各々離れた糸球体標的に誘導する。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  生物学的機能 

前のページに戻る