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J-GLOBAL ID:200902269118233116   整理番号:09A0442867

多機能農業の探る:統合的移行枠組みへの概念的接近と展望の再考

Exploring multifunctional agriculture. A review of conceptual approaches and prospects for an integrative transitional framework
著者 (8件):
資料名:
巻: 90  号: Supplement 2  ページ: S112-S123  発行年: 2009年05月 
JST資料番号: H0435B  ISSN: 0301-4797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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過去10年間に,多機能農業(MFA)の概念が,農業の未来と農村の発展に関する科学的で政策的な論争において鍵となる観念として登場した。大まかに言えば,MFAは,農業行為が食糧や繊維を生産するというその役割を超えて,幾つかの他の機能-例えば,再生可能な天然資源の管理,景観や生物多様性の保持,農村地域の社会・経済的生存能力への貢献-をも併せ持つであろうという事と関係する。この概念の使用は,多くのより広い社会的政治的転換過程-国や学問の間における科学的で政策的手法に様々な形で影響を及ぼした-にまで辿ることが可能である。この論文では,MFAへの既存の様々な研究アプローチを,自然と社会科学の観点から,批判的に吟味する。このために,種々な分野の文献をそれが焦点を当てている特定な統治機構と分析水準に応じて-研究アプローチを主要な4つの範疇(市場規制,土地利用によるアプローチ,アクター志向型と公的規制によるアプローチ)に分類する。各範疇毎に,最新の研究を概観し,強い点と弱点を評価する。再考結果は,多機能性の概念が豊富な科学的貢献を呼び,それにより,MFAの鍵となる側面に対する著者たちの理解を著しく向上させたことを示す。また,同時に,4つの範疇によるアプローチは断片的なままであり,各範疇は,適用した概念化と関連する学問的背景における固有の制約により,MFAを,そのあらゆる複雑性において理解するためには制約を持つ。これらの制約を乗り越えるために,著者たちは,より統合的なアプローチを可能にする新たなメタレベルの分析の枠組みを開発すべきと考える。この論文は,MFA研究のための統合的で過渡的な枠組みの主要方向を提示することにより,多機能的農業をより広い社会変化プロセスを背景に持続可能性の方向で分析し,このための多くの鍵となる要素と研究課題を確認できると結論する。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
農業経済,農業経営 

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