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J-GLOBAL ID：200902269249938107   整理番号：09A1105650

step-by-step解析による連成フラッターの発生機構に関する研究

STUDY ON COUPLED FLUTTER GENERATION MECHANISM USING STEP-BY-STEP ANALYSIS

著者 (4件)： 松本勝 (京都大学) ,  松宮央登 (財団法人電力中央研究所) ,  藤原慎也 (京都大学大学院 工学研究科社会基盤工学専攻) ,  加藤嘉昭 (京都大学大学院 工学研究科社会基盤工学専攻)
資料名： 土木学会論文集 A(Web)
巻： 65  号： 4  ページ： 859-872 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： U0102A  ISSN： 1880-6023  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年の研究において松本らは,step-by-step解析を用いて,連成フラッター特性を明らかにしてきた.本研究では,従来のstep-by-step解析に改良を加えた新たなstep-by-step解析を提案した.そして,位相特性に着目した4つのフラッター基本モードを定義し,その観点からフラッターを検討することで,フラッター基本モードがフラッター発現に密接に関わっていることを明らかにした.また,step-by-step解析により明らかとなったフラッター発生機構を基に,フラッター発現風速推定式の誘導に成功し,その導出過程の検討及びフラッター発現風速との比較検討を行うことで,高精度にフラッター発現風速を推定できることが明らかになった.さらに,3つのダイバージェンス現象の発現の可能性を示した.(著者抄録)

シソーラス用語： 解析 ,  *フラッタ ,  *位相特性 ,  風速 ,  ダイバージェンス ,  固有モード
準シソーラス用語： *step-by-step解析 ,  フラッタ基本モード ,  基本モード ,  *連成フラッタ

分類 (2件)： 局地循環,気流  (DC05090N) ,  構造動力学  (HD02000E)

引用文献 (8件)：

• 1) Matsumoto, M., Shijo, R., Eguchi, A., Hikida, T. and Tamaki, H.: Flutter mechanism and its stabilization of bluff bodies, 9^th ICWE, pp.827-838, 1995.
• 2) 松本勝,水野惠介,大窪一正,伊藤靖晃:連成フラッターの分枝特性に関する考察,土木学会論文集 A,Vol.63, No.1, pp.252-264, 2007.
• 3) Matsumoto, M., Okubo, K., Ito, Y., Matsumiya, H. and Kim, G.: The complex branch characteristics of coupled flutter, JWEIA, pp.1843-1855, 2008.
• 4) Matsumoto, M., Okubo, K., Ito, Y., Matsumiya, H. and Kim, G.: Branch characteristics of coupled flutter and its stabilization, Proceedings of 12^th ICWE, Vol.2, pp.2240-2246, 2007.
• 5) Scanlan, R. H. and Tomko, J. J.: Airfoil and bridge deck flutter derivatives, Journal of Eng. Mech. Division, 97, EM6, American Society of Civil Engineering, pp.1717-1737, 1971.

タイトルに関連する用語 (3件)： 解析 ,  連成フラッター ,  研究