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J-GLOBAL ID：200902269347835472   整理番号：09A0144793

北海道農村における農家の土地利用に関する課題考察-宅地内建物の理想配置と現況の差異に注目して-

CONSIDERATION OF THE ISSUES CONCERNING THE FARMERS’ HOUSING LAND USE IN HOKKAIDO: Focusing on differences between the ideal arrangement and the present condition of buildings

著者 (3件)： 芝井健一 (大林組) ,  森傑 (北大 大学院工学研究科) ,  森下満 (北大 大学院工学研究科)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 636  ページ： 387-392  発行年： 2009年02月28日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北海道農村における農家の土地利用の実態について,宅地内建物の配置計画実験とヒアリング調査によって,理想的な宅地内建物の配置と現状の差異を明らかにし,農家が抱える土地利用上の課題を分析した。作業動線については単純化する必要があることが分かった。広場を設けてその周囲に建物を配置する中庭型などは居住者からも使いやすいと捉えられている。屯田兵村では,農業施設数,作業動線,道路と農家の関係は居住者の理想に近い農家が多い結果となった。農業施設の棟数については,現状よりも減少させる要求と増加させる要求があることが明らかとなった。減少させる要求は,敷地内に分散して配置されているという現況がある。

シソーラス用語： 農村 ,  *土地利用 ,  *宅地 ,  建築物 ,  配置計画 ,  実態調査 ,  事例研究 ,  北海道
準シソーラス用語： *農家

分類 (1件)： 土地利用一般,地域制  (RD02010Z)

引用文献 (9件)：

• 足達富士夫. 北海道農村住宅変貌史の研究. 1995
• 森下満. 北海道農村住宅の変容過程に関する研究 2005 年追跡調査の結果 その1 2005年追跡調査の目的と変化の概要. 日本建築学会大会学術講演梗概集E-2, 2007. 7. 2007, 505
• 鴨川木綿子. 北海道農村住宅の変容過程に関する研究2005年追跡調査の結果 その2 二世帯分離型の増加と住宅平面構成. 日本建築学会大会学術講演梗概集E-2, 2006. 7. 2006, 557
• 計文浩. 北海道農村住宅の変容過程に関する研究2005年追跡調査の結果 その5 農村住宅の外観デザインの変化. 日本建築学会大会学術講演梗概集E-2, 2006. 7. 2006, 563
• 山田徹. 北海道農村住宅の変容過程に関する研究2005年追跡調査の結果 その9 営農形態による屋敷構えの特徴. 日本建築学会大会学術講演梗概集E-2, 2007. 7. 2007, 513

タイトルに関連する用語 (8件)： 北海道 ,  農村 ,  農家 ,  土地利用 ,  宅地 ,  建物 ,  差異 ,  注目