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J-GLOBAL ID:200902269366633333   整理番号:09A0910854

微生物のもつ有機物貯蔵能力を利用した省エネルギー型排水処理法の提案

著者 (3件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 737-745  発行年: 2009年09月01日 
JST資料番号: G0195A  ISSN: 0513-5907  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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活性汚泥法による下排水処理のエネルギー効率を改善するプロセスとして,微生物のもつ有機物貯蔵能力を利用した新たな省エネルギー型排水処理プロセスを提案する。本法は,活性汚泥法で発生した余剰汚泥を汚泥処理系に送る直前に,高負荷で流入水の一部を好気性条件下で処理させる(Final AeRation of Excess sludge With Excess Loading:FAREWEL)ことで,曝気量を削減し,かつ,汚泥として回収するバイオマス量を増大させるものであり,通常の活性汚泥法からの改造が比較的容易である。本法では,下水は分配され,一部は通常の活性汚泥法により処理され,また,残りはFAREWEL系により処理される。本論文では,新規プロセスの提案とその原理について説明するとともに,酢酸を基質として用いた実験により,FAREWEL系での下水処理に当たっての曝気量削減効果およびバイオマスエネルギー回収量の増大効果を試算した。さらに,活性汚泥処理系と合わせての処理場全体としての省エネルギー効果,エネルギー回収効果を試算し,曝気量削減効果約1割,バイオマス回収増加効果約3割と試算できた。今後,処理水質への影響や,回収されたバイオマスのメタン発酵への適合性などを検討する必要がある。(著者抄録)
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分類 (1件):
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下水,廃水の生物学的処理 
引用文献 (14件):
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