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J-GLOBAL ID：200902269403549470   整理番号：08A0231504

ノッチを有する鋼材の弾塑性状態に対するミクロボイドの影響(鉄骨接合部の応力・ひずみ状態 その3)

EFFECT OF MICRO VOIDS ON ELASTIC-PLASTIC STATES OF NOTCHED STEELS: (Stress-strain states at steel connections Part 3)

著者 (2件)： ZHOU Zhiguang (東大 大学院) ,  桑村仁 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 625  ページ： 449-455  発行年： 2008年03月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ノッチを有する鋼材の弾塑性状態に対するミクロボイドの影響について解析的検討を行った。単調引張力を受ける円周切欠き付丸鋼試験片について,ボイドの発生・成長を考慮した数理塑性モデルを用いて円周切欠き付き丸鋼の応力-ひずみ状態を有限要素解析した。ボイドを考慮しない従来のモデルと比較し,実験結果との整合性も併せて検討した。その結果,最大耐力に至るまでの応力-ひずみ状態,特に応力三軸度と等価塑性ひずみに対してボイドの影響が小さいことがわかった。延性亀裂発生真ひずみの予測についても,ボイドを考慮する場合としない場合の予測結果がほぼ同じであることが分った。

シソーラス用語： *鋼材 ,  切欠き ,  弾塑性 ,  加工欠陥 ,  数学モデル ,  応力歪特性 ,  塑性歪 ,  *丸鋼 ,  有限要素解析 ,  機械的性質 ,  特性 ,  歪
準シソーラス用語： ボイド ,  数理モデル ,  数理塑性モデル

分類 (1件)： 金属材料  (HC03020E)

引用文献 (14件)：

• 周志光. ノッチを有する鋼材の応力-ひずみ状態に対するボイドの影響. 日本建築学会関東支部研究報告集. 2007
• KUWAMURA, H. Brittle Fracture under Repeated High Stresses. Journal of Constructional Steel Research. 1994, 29, 5-19
• 桑村仁. 繰返し塑性ひずみを受ける構造用鋼材の疲労-延性破壊遷移. 日本建築学会構造系論文集. 1994, 461, 123-131
• 桑村仁. 地震時における鋼構造骨組の破壊現象-材料的側面からの破壊原因と対策-. 日本建築学会大会PD講演資料, 1995. 8. 1995, 33-46
• KUWAMURA, H. Ductile Crack as Trigger of Brittle Fracture in Steel. Journal of Structural Engineering, ASCE. 1997, 123, 6, 729-735

タイトルに関連する用語 (8件)： ノッチ ,  鋼材 ,  弾塑性 ,  ボイド ,  鉄骨 ,  接合部 ,  応力 ,  ひずみ