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J-GLOBAL ID：200902269474928684   整理番号：09A1167512

シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)に対するナノ秒パルス電界曝露の効果

Effects of Nanosecond Pulsed Electric Field Exposure on Arabidopsis thaliana

著者 (5件)： EING Christian J. (Forschungszentrum Karlsruhe GmbH, Eggenstein-Leopoldshafen) ,  BONNET Simone (Univ. Karlsruhe, Karlsruhe) ,  PACHER Michael (Univ. Karlsruhe, Karlsruhe) ,  PUCHTA Holger (Univ. Karlsruhe, Karlsruhe) ,  FREY Wolfgang (Forschungszentrum Karlsruhe GmbH, Eggenstein-Leopoldshafen)
資料名： IEEE Transactions on Dielectrics and Electrical Insulation  (IEEE Transactions on Dielectrics and Electrical Insulation)
巻： 16  号： 5  ページ： 1322-1328  発行年： 2009年10月 
JST資料番号： W0578A  ISSN： 1070-9878  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 0.4S/mの緩衝溶媒内に拡散させた発芽7日目のシロイヌナズナを電界強度5~50kV/cm,持続時間10,25,および50nsのナノ秒パルス電界(nsPEF)に曝露させる実験を行った。固有処理エネルギーを100J/kgおよび10J/kgとした。100ns高電界パルスを印加した場合,植物細胞の細胞膜に対する電気穿孔効果によって芽生えは完全に枯死したが,10nsパルスの場合には固有処理エネルギー最大の場合でも芽生えに致命的な影響を与えることはなかった。電界曝露処理5日および7日後の葉の面積を測定した結果,電気刺激によって葉の面積が最大で2倍に大きくなっており,短パルス電界による成長刺激効果が明らかとなった。これは電界刺激によって内部に蓄積されたカルシウムの放出が促進されるためではないかと考えられる。

シソーラス用語： 電場効果 ,  時間依存性 ,  電界強度 ,  植物成長 ,  *電気刺激 ,  カルシウム ,  イオン調節 ,  電磁波照射 ,  *パルス電場 ,  超短パルス ,  シロイヌナズナ ,  植物生理
準シソーラス用語： Arabidopsis thaliana ,  ナノ秒時間

分類 (1件)： 植物に対する影響  (EE04030Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： シロイヌナズナ ,  Arabidopsis ,  ナノ秒パルス ,  電界 ,  曝露