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J-GLOBAL ID:200902269493849485   整理番号:07A1160562

堆積リズムとイベント層を分離するための進歩したマイクロXRF(蛍光X線分析)法:日本の水月湖の湖沼堆積物への適用

Advanced micro-XRF method to separate sedimentary rhythms and event layers in sediments: its application to lacustrine sediment from Lake Suigetsu, Japan
著者 (7件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 259-271  発行年: 2007年02月 
JST資料番号: T0755A  ISSN: 0921-2728  CODEN: JOUPE8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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年層が発達する水月湖で,SG3コアの下部約6mを分析した。蛍光X線分析装置の1タイプである走査型X線分析顕微鏡により,7元素の試料面(2次元)分布画像(XRF画像)を得た。画像処理法のlamination tracerにより,1次元の元素プロファイルを得た(空間分解能は0.39mm)。33堆積層の元素組成から,2タイプのイベント層,つまり,火山灰層(鬼界アカホヤ・欝陵隠岐・阪手火山灰)と12層のタービダイト層を含む30の粘土層が認められた。たぶん地震によって堆積した後者の再現間隔は,自己回帰モデルに基づいた存否イベント解析によると,平均640±160年である。元素プロファイルからイベント層部分を取り除き,テフロクロノロジーに基づいて,イベント除去(ER)時間プロファイルを得た。マンガンと鉄のER時間プロファイルは,たぶん,シデライト含有量を示している。グリーンランドアイスコアのδ18O曲線と良く対比できることから,北大西洋の氷漂流イベントと良く対応する完新世の千年規模の変動を示ようだ。
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分類 (3件):
分類
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岩石圏の地球化学一般  ,  堆積岩岩石学  ,  第四紀 

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