抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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エージング処理を行わない製鋼スラグ(未エージング製鋼スラグ)を泥土の土質改良材として利用するため,泥土の初期含水比が改良土のCBR改善効果に与える影響を明らかにした。また,未工ージング製鋼スラグあるいはエージング処理済の製鋼スラグを混合した改良土のCBR改善効果を比較することで,土質改良材としての未エージング製鋼スラグの可能性について言及している。今回,含水比の異なる泥土に製鋼スラグを混合した改良土の強度特性を添加材の代替として,吸水・膨張性能の異なるラワン材を用いて改良土の強度特性を検討した。試料は京都府桂川右岸流域下水道幹線建設工事で発生した泥土である。検討の結果,1)添加材の混合直後の改良土のCBRの増加は,泥土の粒度改善に起因する。2)改良土の養生中のCBRの増加は,泥土の含水比の低下および相対密度の増加によって行われる,などが分かった。