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J-GLOBAL ID：200902269617564042   整理番号：09A0135552

地震による崩壊発生箇所と震度分布との関係

Relationship between the distribution of slope failures and seismic intensity.

著者 (5件)： 伊藤英之 (国土技術政策総合研) ,  小山内信智 (国土技術政策総合研) ,  西本晴男 (国土技術政策総合研) ,  臼杵伸浩 (アジア航測) ,  佐口治 (アジア航測)
資料名： 砂防学会誌  (新砂防)
巻： 61  号： 5  ページ： 46-51  発行年： 2009年01月15日 
JST資料番号： G0196A  ISSN： 0286-8385  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年発生した地震のうち,特に顕著な土砂災害を伴った2004年新潟県中越地震,2007年能登半島地震,2007年に新潟県中越沖地震の3事例を取り上げ,震度分布と崩壊発生箇所との空間的分布および危険度分布について整理し,地震発生後における効率的な土砂災害危険箇所の点検のあり方について考察した。整理の結果,1)地震による土砂災害の発生頻度について,震度5弱と震度5強の間で顕著な差異が認められた。2)変状の発生密度や危険度についても震度5強と震度5弱との間で顕著な差異が認められた。地震後の土砂災害危険箇所の緊急点検は震度5強以上の地震が観測された場合に実施するのが最も合理的であると考えられる。

シソーラス用語： *斜面崩壊 ,  地震 ,  半島 ,  石川県 ,  新潟県 ,  地理的分布 ,  *土砂災害 ,  リスク ,  危険区域 ,  点検 ,  2004年新潟県中越地震 ,  2007年能登半島地震 ,  *震度分布 ,  能登半島
準シソーラス用語： 2007年に新潟県中越沖地震

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  地震学一般  (DC03020A)

引用文献 (20件)：

• 川邉洋. 2004年新潟県中越地震による土砂災害 (速報). 砂防学会誌. 2005, 57, 5, 39-46
• 建設省土木研究所. 地震による土砂生産, 災害及び対策の検討. 1995, 108
• 気象庁. 地震・火山月報 (防災編). 2004, 平成16年10月
• 気象庁. 地震・火山月報 (防災編). 2004, 平成16年11月
• 気象庁. 地震・火山月報 (防災編). 2007, 平成19年3月

タイトルに関連する用語 (4件)： 地震 ,  崩壊 ,  箇所 ,  震度分布