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J-GLOBAL ID：200902269624148160   整理番号：09A1005561

メタンのメタノールへの選択的低温酸化に用いる固体触媒

Solid Catalysts for the Selective Low-Temperature Oxidation of Methane to Methanol

著者 (5件)： PALKOVITS Regina (Max-Planck-Inst. Kohlenforschung, Muelheim, DEU) ,  ANTONIETTI Markus (Max-Planck-Inst. Kolloid- und Grenzflaechenforschung, Potsdam-Golm, DEU) ,  KUHN Pierre (Max-Planck-Inst. Kolloid- und Grenzflaechenforschung, Potsdam-Golm, DEU) ,  THOMAS Arne (Max-Planck-Inst. Kolloid- und Grenzflaechenforschung, Potsdam-Golm, DEU) ,  SCHUETH Ferdi (Max-Planck-Inst. Kohlenforschung, Muelheim, DEU)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 48  号： 37  ページ： 6909-6912  発行年： 2009年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メタンを高選択的高収率でメタノールに低温酸化する触媒を開発した。このような触媒として最近,Perianaらによって発見された白金ビピリジン錯体がある。本研究では,溶融ZnCl₂中での2,6-ジシアノピリジン三量体の重合によって得られる共有結合トリアジン主体の骨格(CTF)を有する化合物の白金錯体を触媒として用いた。CTFはPerianaらの触媒のもとになるビピリジンを無数に含む化合物である。触媒として,メタンの酸化反応混合物中にCTFと白金前駆体(K₂[PtCl₄])を加えて混合したもの,またはあらかじめPtと錯体を形成したもの(Pt-CTF)を用いた。いずれの触媒も濃硫酸中でのSO₃によるメタンのメタノールへの酸化において,メタノール収率及びターンオーバ数ともにPerianaらの触媒と同程度であった。Pt-CTFまたはK₂[PtCl₄]-CTF触媒はPerianaらの触媒と比べ,触媒の再利用が可能で(少なくとも5回)あり,実用的である。

シソーラス用語： *白金触媒 ,  白金錯体 ,  窒素複素環化合物 ,  *アルカン ,  *接触酸化 ,  *脂肪族アルコール ,  選択性 ,  不均一系反応 ,  リサイクル ,  触媒調製 ,  固体触媒 ,  トリアジン類 ,  利用 ,  再利用
準シソーラス用語： トリアジン誘導体

分類 (2件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  酸化,還元  (CF02060T)

物質索引 (4件)： 6,6′,6′′-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリイル)トリス(2-ピリジンカルボニトリル) ,  9,19-[2,6-ピリジンジイルビス[[8,10,18,20,28,30,31,32,33,34,35,36-ドデカアザヘプタシクロ[25.3.1.1^2,6.1^7,11.1^12,16.1^17,21.1^22,26]ヘキサトリアコンタン-1(30),2(36),3,5,7(35),8,10,12(34),13,15,17(33),18,20,22(32),23,25,27(31),28-オクタデカエン-9,29-ジイル](2,6-ピリジンジイル)]]-8,10,18,20,28,30,31,32,33,34,35,36-ドデカアザヘプタシクロ[25.3.1.1^2,6.1</sup> ,  メタノール ,  メタン

タイトルに関連する用語 (4件)： メタン ,  メタノール ,  低温酸化 ,  固体触媒