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J-GLOBAL ID:200902269760389766   整理番号:08A0868922

アラビドプシスにおいて生合成突然変異体類のメタボローム解析は代謝的変化の多様性を明らかにし多数の新化合物の同定を可能にする

Metabolome Analysis of Biosynthetic Mutants Reveals a Diversity of Metabolic Changes and Allows Identification of a Large Number of New Compounds in Arabidopsis
著者 (8件):
資料名:
巻: 147  号:ページ: 2107-2120  発行年: 2008年08月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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メタボロミクスの出現は近年における大きな関心事であり,生体系における低分子量化合物の包括的な検出は機能的ゲノム学やシステム生物学のためのツールとして大きな可能性を持っている。アラビドプシス(Arabidopsis thaliana)の解析に対して構造的情報をもたらすメタボロミクス的アプローチの応用が,代謝産物類の効果的カタログ化を可能にすることについて述べた。野生型植物,transparent testa4(tt4)植物およびtt5植物の間の存在量に有意な差異を示す56%の特徴についての注釈が可能になった。75の化合物を構造的に特性づけした結果,21の化合物が同定できたが,約40の化合物はこれまでアラビドプシスについては知られていないものであった。カルコンシンターゼの欠乏は,フェノール性コリンエステル類の種子特異的生合成の増加をもたらし,同様にカルコンイソメラーゼ活性の欠失は種々のナリンゲニンカルコン誘導体の蓄積をもたらした。さらに,p-クマロイルCoA依存経路類の間の関係がわかった。フラボノイド生合成の欠失は,p-クマル酸由来のコリンエステル類だけでなく,シナピン酸に由来する代謝産物の合成促進をもたらしたが,シナポイルコリンは蓄積する最終産物ではなく,シナピン酸誘導体の変化の複雑なパターンが認められた。
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  分子遺伝学一般 
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