二つの1自由度システムの減衰比に基づく連成システムの減衰比の見積もり

WATANABE Tetsuya; TOMODA Akinori; TANAKA Kihachiro

文献

J-GLOBAL ID：200902269922527858 整理番号：08A0904500

二つの1自由度システムの減衰比に基づく連成システムの減衰比の見積もり

Estimation of the Damping Ratio of the Coupled System Based on the Damping Ratios of Two 1-Dof Systems

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資料名：
巻： 2 号： 4 ページ： 1006-1014 (J-STAGE) 発行年： 2008年
JST資料番号： U0040A ISSN： 1881-3046 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

工業施設における様々な構造物は支持物の上に建設されている。損傷が連成振動によって起きるケースがある。応答倍率は,耐震設計における連成システムのモーダル固有振動数とモーダル減衰比から得られる。したがって,連成システムのモーダル固有振動数とモーダル減衰比が求められる。支持物と構造物の固有振動数と減衰比は初期設計プロセスの中で,または振動試験で得られる。しかしながら,連成システムのモーダル固有振動数とモーダル減衰比は容易に得られない。連成システムのモーダル固有振動数は理論方程式から計算できるが,モーダル減衰比は容易に計算できない。本研究では,古典的な減衰を用いて連成システムのモーダル減衰比を計算するための方程式について述べた。さらに,非古典減衰システムを用いてモーダル減衰比を計算するための簡単な方程式を提案した。この方程式を理論的及び実験的の両方で評価した。提案した方程式は固有値解析または振動試験を行うこと無しでモーダル減衰比を得るために有用である。(翻訳著者抄録)

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振動伝搬 , 構造動力学

引用文献 (7件)：

(1) Watanabe, T., et al., Vibration Test of Plant Piping System Having Friction Support, Trans. of JSME, Series C, Vol. 58, No. 552 (1992), pp. 17-23.
(2) Watanabe, T., et al., Seismic Responses of Plant Piping System Having Friction and Vibro-impact Characteristics, Trans. of JSME, Series C, Vol. 62, No. 595 (1996), pp. 63-68.
(3) Watanabe, T., Suzuki, K., Seismic Responses of Piping System with Friction Sliding on a Plane, Trans. of JSME, Series C, Vol. 64, No. 617 (1998), pp. 64-69.
(4) Watanabe, T., Suzuki, K., Seismic Response Analysis of Piping System with Friction Support (Maximum Response Estimation Using Frictional Response Spectrum), Trans. of JSME, Series C, Vol. 64, No. 619 (1998), pp. 87-92.
(5) Watanabe, T., Suzuki, K., Estimation of Equivalent Damping Ratio using Friction Response Spectrum, Trans. of JSME, Series C, Vol. 66, No. 642 (2000), pp. 87-92.

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