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J-GLOBAL ID:200902269962214496   整理番号:09A0911395

高分子樹脂への吸着とイオン交換の機構による水溶液からのフェノール除去

Phenol removal from aqueous solution by adsorption and ion exchange mechanisms onto polymeric resins
著者 (4件):
資料名:
巻: 338  号:ページ: 402-409  発行年: 2009年10月15日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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非官能化超架橋高分子MacronetMN200と2つのイオン交換樹脂DowexXZ(強いアニオン交換樹脂),AuRIX100(弱アニオン交換)による水溶液からのフェノール除去を評価した。種々のpH下の平衡実験データをLangmuirとFreundlich等温線へ当てはめた。Langmuirモデルは,3つの樹脂へのフェノール除去を効果的に記述できた。フェノール吸着度は,溶液pHにより影響された。こうして非官能化樹脂は,分子フェノール形態が支配的である酸性条件下で最大負荷吸着を示した。対照的に,吸着とイオン交換の両機構の組合せ効果によりフェノラートが除かれるアルカリ性条件下で両イオン交換樹脂は最大除去率を示した。文献で提案された理論モデルを使い,実験データを当てはめ,モデルで得られたパラメータにより二重寄与を認めた。種々の初期フェノール濃度下,また平衡実験で認めた最適pH条件下,反応動力学実験を行った。2つの異なるモデルを使い,全吸着過程の制御機構を明確にした。均一拡散モデルとシェル進展モデルは反応動力学実験データに適合し,フェノール除去での樹脂相機構を拡散律速と決定した。反応動力学実験後に帯電した樹脂を,異なる方法により更に溶出した。90%に近い回収率で,メタノール/水溶液(50%v/v)を用い,非官能化樹脂の脱着が達成された。イオン交換樹脂ケースでは,脱着過程を種々のpH下で行い,競合イオンCl-の影響を考察した。脱着過程は,DowexXZとAuRIX100樹脂のイオン交換機構により制御された。酸性条件下では,Cl-追加での顕著な影響は認められない一方,アルカリ条件下では全回収率は,特にDowexXZ樹脂で増えた。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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高分子固体のその他の性質  ,  吸着,イオン交換  ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール  ,  固-液界面 
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